フォーミュラE
DSペンスキー フォーミュラEチーム
電気自動車によるモータースポーツの最高峰、FIAフォーミュラE選手権。DSは2015-2016シーズンより参戦し、2度の年間チームタイトル獲得を含む数々の勝利を成し遂げてきました。
2022-23シーズンより、DSはペンスキー・オートスポーツとパートナーシップを締結。DSペンスキー フォーミュラEチームとしてシーズンを戦います。ドライバーには、マクシミリアン・ギュンター、そしてフォーミュラEの歴史上唯一2 度のドライバーズチャンピオン獲得経験をもつジャン=エリック・ベルニュの2名を揃え、強力な陣容が整いました。
DS PERFORMANCE
DSは、電動化と先端技術開発を加速させるため、モータースポーツ部門DS PERFORMANCE(DS パフォーマンス)を設立しました。 新しいレースマシンを開発し、ペンスキー・オートスポーツとの新体制で臨む今シーズン、DSは2019年と2020年に獲得した2つのダブルタイトル(ドライバー及びチームランキング)を取り戻すことを目指しています。
DS E-TENSE FE23 GEN3
ブラックとゴールドのカラーリングが鮮やかなレースマシン、DS E-TENSE FE23はDSのスピリットを具現化するとともに、技術的にも大きな進化を遂げています。
FE23は、Gen3と呼ばれる第3世代のフォーミュラEマシン。最高速度は時速280kmに達し、重量は第2世代のGen2よりも60kg軽量です。そして最も重要な進化は効率性。レースで使用されるエネルギーの40%以上を、ブレーキング時の回生によって稼ぎ出します。
FE23は、Gen3と呼ばれる第3世代のフォーミュラEマシン。最高速度は時速280kmに達し、重量は第2世代のGen2よりも60kg軽量です。そして最も重要な進化は効率性。レースで使用されるエネルギーの40%以上を、ブレーキング時の回生によって稼ぎ出します。
第3世代のフォーミュラEマシン
Gen3では、マシンの最大出力がGen2の250kWから350kWに大幅にアップ。車両の前後にモーターを搭載し(フロントは回生専用)、Gen2の2倍以上となる合計600kWの回生能力を獲得しています。またこれに伴い、リアの油圧ブレーキは廃止されています。
パフォーマンスと効率性
パワートレインのスペック
・最高出力:350kW
・最高速度:280km/h(市街地を舞台に開催されるフォーミュラEに最適化)
・ブレーキ:4輪すべてに電動ブレーキシステム(ブレーキバイワイヤ)を採用
・制動時のエネルギー回生能力:600kW(フロント250kW + リア350 kW)
・レース中に消費されるエネルギーの約40%を、ブレーキング時の回生によって充電
・最高出力:350kW
・最高速度:280km/h(市街地を舞台に開催されるフォーミュラEに最適化)
・ブレーキ:4輪すべてに電動ブレーキシステム(ブレーキバイワイヤ)を採用
・制動時のエネルギー回生能力:600kW(フロント250kW + リア350 kW)
・レース中に消費されるエネルギーの約40%を、ブレーキング時の回生によって充電
サステナビリティ
・Gen3マシンに搭載されるバッテリーは、EVに使用されるバッテリーとしては最も先進的で、高い耐久性を兼ね備えています。環境に配慮したプロセスによって製造され、バッテリーセルは寿命の終わりに再利用・リサイクルされます。
・Gen3マシンの車体には、Gen2世代の車両や破損した部品からリサイクルしたカーボン素材を使用。
・Gen3マシンのCO2排出量は設計段階から測定され、ライフサイクルにおける環境への負荷がまとめられています。避けられないすべてのCO2排出は、フォーミュラEのネットゼロカーボン(実質排出ゼロ)の一環として相殺されます。
・Gen3マシンの車体には、Gen2世代の車両や破損した部品からリサイクルしたカーボン素材を使用。
・Gen3マシンのCO2排出量は設計段階から測定され、ライフサイクルにおける環境への負荷がまとめられています。避けられないすべてのCO2排出は、フォーミュラEのネットゼロカーボン(実質排出ゼロ)の一環として相殺されます。
未来を先取りするテクノロジー
第3世代のレースマシン、参戦する11のチーム、新しいレギュレーション。2014年に始まったフォーミュラEでは、シーズンを重ねるたびに競争の激しさが増してきています。レースの勝敗は時間ではなくラップ数によって決定されるようになり、一部のレースではピットストップ中に急速充電、一時的に出力を上げるアタックモードが導入されています。
レースマシンから市販モデルへ
自動車の電動化がますます進むこれからの時代に向けて、DSはフォーミュラEで培ったノウハウやテクノロジーを市販モデルにフィードバックすることに取り組んでいます。
THE DRIVERS
DS PENSKE
DSのフォーミュラEにおけるストーリーは、モータースポーツの世界で高い名声を得るペンスキー・オートスポーツとのパートナーシップにより、新たなフェーズへと入りました。DSペンスキー フォーミュラ E チームは、このチャンピオンシップで確かな実績をもつ2 人のドライバーとシーズンを戦います。1人はマクシミリアン・ギュンター。もう1人は、フォーミュラEの歴史上唯一 2 度のドライバーズチャンピオンを獲得した経験をもつジャン=エリック・ベルニュ。この強力なチーム体制により、DSペンスキーはチームタイトルの奪還に挑みます。
THE ABB FIA FORMULA E CHAMPIONSHIP
フォーミュラE シーズン10結果
全16レースを戦ったフォーミュラE シーズン10で、4度表彰台を獲得し、タフなレースから多くの学びを得たDSペンスキーチーム。チームランキングでは3位となり、2019年、2020 年以来となるダブルタイトル獲得とはなりませんでしたが、トップレベルの競争力を維持しています。DSはフォーミュラEで通算50回目の表彰台獲得や、通算獲得ポイント1,000ポイント突破を達成、またジャン=エリック・ベルニュが個人での通算最多ポールポジション(17回)を達成するなど、多くの記録が積み上げられたシーズンとなりました。
THE ABB FIA FORMULA E CHAMPIONSHIP
フォーミュラE シーズン10結果
全16レースを戦ったフォーミュラE シーズン10で、4度表彰台を獲得し、タフなレースから多くの学びを得たDSペンスキーチーム。チームランキングでは3位となり、2019年、2020 年以来となるダブルタイトル獲得とはなりませんでしたが、トップレベルの競争力を維持しています。DSはフォーミュラEで通算50回目の表彰台獲得や、通算獲得ポイント1,000ポイント突破を達成、またジャン=エリック・ベルニュが個人での通算最多ポールポジション(17回)を達成するなど、多くの記録が積み上げられたシーズンとなりました。
RULES & REGULATIONS
FIAフォーミュラE選手権の競技ルール
あらかじめ決められた周回数で行われるフォーミュラEの決勝レース。
各レースの優勝者に25 ポイント、2位は18ポイント、3位は15ポイントと、各レースで10着以内に入賞したドライバーはポイントを獲得することができ、シーズン中に獲得した合計ポイントでチームタイトルやドライバーズタイトルが争われます。ポイントはレースの順位に加え、ポールポジション獲得で3ポイント、ファステストラップを記録すると1ポイントを得ることができます。
RANKINGS
DSの勝利の記録
シーズン
|
チーム
|
レース数
|
優勝
|
表彰台
|
ポールポジション
|
---|---|---|---|---|---|
2023-2024
|
DSペンスキー
|
16
|
0
|
4
|
3
|
2022-2023
|
DSペンスキー
|
16
|
1
|
3
|
1
|
2021-2022
|
DSテチーター
|
16
|
1
|
7
|
4
|
2020-2021
|
DSテチーター
|
15
|
2
|
5
|
3
|
2019-2020
|
DSテチーター
|
11
|
4
|
9
|
5
|
2018-2019
|
DSテチーター
|
13
|
3
|
7
|
3
|
2017-2018
|
DSヴァージン・レーシング
|
12
|
2
|
6
|
0
|
2016-2017
|
DSヴァージン・レーシング
|
12
|
2
|
6
|
2
|
2015-2016
|
DSヴァージン・レーシング
|
10
|
1
|
4
|
4
|
通算
|
121
|
16
|
51
|
25
|