DS 3 CROSSBACKの傍らに――フェルナンド・コスタをDS World Parisに迎えて

この秋、DS World Parisでは「ベスト・プロダクションカー」に選出された新登場のDSモデル、DS 3 CROSSBACKと並んで、フランス人の金属アートの彫刻家フェルナンド・コスタの作品を迎えます。

 

展示は2018年12月1日まで、パリのフランソワ・プルミエ通り33番地で開催されます。

金属を操る創作家、フェルナンド・コスタ

国際現代アートフェア「FIAC」を終えたばかりのフェルナンド・コスタは、パリでの次なるツアー先として、DS World Parisで15点の作品を集めた展覧会を行います。
フェルナンド・コスタは廃棄物を使った金属アート作品を手がける彫刻家。セザールの彫刻作品に魅せられて独学で芸術を学び、20年にわたり非凡な作品の数々を世に生み出してきました。アバンギャルドで大胆、かつ人間性を見据えた芸術家として、さまざまな芸術ムーブメントの中核で活動しています。詩的にして現実的、素材のままに荒々しく、それでいて色彩鮮やか、具象的でありながら抽象的――彼の生み出す金属彫刻は、さながらジグソーパズルのようです。

 

創作を始めた当初から、彼は道路標識を別のものに形を変える作品を手掛けてきました。回収されたエナメル金属板を切断、研磨、組み合わせ、溶接して新たな息吹をもたらすことで、ユニークなアート作品へと変え、ヨーロッパをはじめ様々な土地で新たな生を送れるようにするのです。

DS 3 CROSSBACK発売を記念した、フェルナンド・コスタの二つの作品

数か月前に対談したDS Automobilesのスタイル・ディレクター ティエリー・メトロ(Thierry Métroz)とフェルナンド・コスタ。共にクリエイティブで情熱にあふれる二人は、そこで交わした考えや思いを形にすることで合致しました。二人の会話から、おのずとDS 3 CROSSBACKのデビューを記念した一つの作品(最終的には二作品)を創り上げようという話がまとまったのです。

 

作品を制作するにあたって、フェルナンド・コスタはペリゴール地方にある自身のアトリエから、DS 3 CROSSBACKの原材料である鋼板の近くへ赴きました。溶接機と研磨器具を手に、彼はパリの西郊外にあるポワシーの有名な製造工場のプレス加工場に自身の作業場を設け、そこで創作に用いる原材料だけでなく、専門性と技術の奥深い世界を目の当たりにしました。元来人付き合いを愛する彼は、そこで多くの技師や技術者たちと出会い、話し合ったり、時には作品制作を手助けしてもらったりしながら、まるでオーダーメイドのドレスを縫い上げるように、溶接箇所を入念に調整して作品を仕上げていきました。

 

DS 3 CROSSBACKの試作車体部品を使った2つの作品を完成させた数日後、芸術家は充足感を胸にパリを後にしました。この2つの大作(どちらも縦200 mm x 横150 mm、重量は120kg)は色合いが異なります。1つは鋼板の素材をそのまま生かしたもので、もう1つはブルー ミレニアムのカラーで、DS 3 CROSSBACKの車体と同様の塗装を施しています。

 

2018年10月26日から始まるDS World Parisでの展覧会では、初めてこの2作品が公開されます。さらに同時開催の写真展では、フェルナンド・コスタの創作の過程を追うとともに、DS 3 CROSSBACKの専用部品の主な製造工程についてもご紹介します。