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DS E-TENSE FE 19

DS E-TENSE FE 19: ショーで見る未来の姿

フォーミュラE選手権は、2018/19シーズンに向けて、新たな段階に入ります。1レース2台制だったこれまでと変わり、ドライバーたちは1台の車で同じレース距離を走ります。きわめて画期的な新世代のフォーミュラEが、2018年3月のジュネーブ・モーターショーで幕を開けます。新型カーのデザインを斬新と評するなら、提示される技術の飛躍にもまた、目を見張るものがあります。

338馬力の電気モーターで100%駆動することによって、DS E-TENSE FE 19は、たった2.8秒で0 km/hから100km/hになるという電光石火の加速を見せます(DSV-03は3.7秒)。最大速度は230km/hに達します。

DS E-TENSE FE 19、第2世代のフォーミュラE

斬新な流線型(ダウンフォースを高め、空気抵抗を抑制)を取り入れ、フロントウィングをなくしたことで、この新型シングルシーターのルックスは、ほかに類を見ないものになっています。また、コックピットの防護強化機構として、現在すべてのFIA選手権でシングルシーターに装備されている、HALO(ハロ)も備えています。この新型レーシングカーの中心にいるDS Performanceは、まったく新しい設計のパワートレインを考案しました。技術面を一から見直した新型DS E-MOTOR 19を支えているのは、改良を施したエネルギーハーベスティング・システム(環境発電)です。
レギュレーションの変更に合わせて、チームはこれまでの経験を活かし、新型リアサスペンションと改良型冷却システムを開発しました。こうして、エネルギー管理を最適化するエレクトロニクスは常に進化しています。

諸元

全長 x 全幅 x 全高 5.16 m x 1.77 m x 1.05 m
ホイールベース 3.10 m
車両重量 ドライバーを含めて900kg以上
バッテリー 54kW/h、385kg
パワーユニット 電動の後輪駆動
最大出力 250kW (338馬力)
エネルギーハーベスティング 250kW
電力 900V
ブレーキ

カーボンベンチレーテッドディスク、4気筒、電気制御式のリアブレーキ

最大速度 230km/h (市街地サーキットに最適化)
0から100 km/時までの加速時間 2.8秒

制動距離

100mで230km/hから40km/h
タイヤ MICHELIN Pilot Sport EV Season 5、245x40R18 (フロント)、305x40R18 (リア)